内定がとれない
2つのパターン

就活カフェには、毎年700名を超える就活生の方が相談にきます。そのうちに「よくやってしまう就活の失敗パターン」が見えてきました。
企業の人事の方の話も踏まえて、こちらに整理しておきたいと思います。よかったらみなさんの就活の参考にしてください!

パターン1
ズレてしまっているアピール

以下にあるのは株式会社リクルートがとった就活に関してのアンケートです。
「学生のアピールと食い違う、採用時の重視ポイント」と書かれたこちらの項目では、企業側が重視していることと、学生がアピールすることの差が顕著になっています。

(出典:リクルート「就職白書2012」 ※図がわかりやすかったのでこちらを使用しましたが、2015でも同等の結果が出ています。)

人柄を重視している学生が37%に対して、企業は90.1%と、最も重視する項目としてあげています。

また、学生さんが最もよく話す、「アルバイト経験」や「部活・サークル経験」は企業側からすると全く重視する項目にはなっていません(部活・サークル経験はなんと10.9%のみ)

一生懸命みなさんが用意しているアピールはズレている可能性があるということです。サークルの説明や勝った大会の説明を延々したところで、あなたのことはわかりません。

あなたが伝えるべきなのはあなたの「人柄(人間性)」です。

あなたが今までどんな経験をし、そこから何を感じたのか。それは自分がどんな価値観を持っているからなのか。仕事をしていく上で、人と関わる上で、あなたが本当に大切にしたいと思っていることはなんのか。

一生あなたと付き合い、あなたを育て上げてくれる企業があなたがどんな人間性なのかを知りたいと思うのは当然です。

サークル活動やアルバイトの話をしてはいけない、ということではなく、その場合もそれを通してあなたの人柄をいかに伝えるかということが重要だということです。

パターン2
先に企業を見て選び過ぎて、
自分を見失う

就活を始める、となるとまず最初にやるのが「リクナビに登録する」「合同説明会に行く」といったことではないでしょうか?

企業のことを知らないと、そもそも自分のやりたいことなんてわからないよ。というのは一理ある主張ですが、そこには大きな落とし穴があります。

企業の説明会に行くと、大抵プレゼンがうまい人事や、魅力的な社員が自社の説明をしています。自分自身に軸がないままにこれをするとどうなるかというと、<すべての企業が魅力的に見える> わけです。

あっちの企業も良さそうだな、でもあっちの業界ってかっこいいな。あの社員さんは良かったな。などと、軸がぶれぶれになっていきます。

そして選考が始まると、どんどん企業に自分を合わせにいく形になります。「そういえば昔から食べるの好きだし俺は食品に興味を持っていたってことだよな」「論理的に考えるのが嫌いじゃないから、コンサル合ってるな」といった具合に強い根拠もないのに自分を定義づけ始めます。

でもこうした<思い込み>で成果が出るほど、就活は甘くありません。面接でそのモチベーションについて深堀されると、ハリボテで作られた志望動機や自己PRは一発で見破られます。

結果、自分が思い込んだ第一志望に落ちた後に、「自分は本当は何がしたかったんだろう」という漠然とした不安と迷いの波が襲ってきます。

自己分析、徹底的にしてみませんか。

私たちが自己分析を勧める理由がここにあります。
自分の人柄をできるだけ素直に正確に伝えるには自己分析して過去を棚卸しする必要があります。
そもそも、一度しかない人生の中で自分がどんなことを大切にしたいのか、どこに向かっていきたいのかをもっと真剣に考えてみても良いのではないのかと思っています。それが仮に面接で聞かれようが聞かれまいが、自分について知ることは、あなたの人生をより深く充実させるものになるのではないでしょうか。



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そしてもしよければ一度就活カフェに遊びに来てください^^

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